森高千里の名曲ベスト10✕2、合計20曲 Part2.
Part1.ではアイドルからアーティストへと成長した87年から92年までの10曲を選びましたが、Part2.では円熟期を迎えた92年から結婚前の98年までの10曲をご紹介します。
#01. 私がオバサンになっても
1992.06.25 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫 編曲:斉藤英夫
森高千里ならオバサンになっても可愛いだろう、というのは現在進行形で証明済みです。大好きな彼と一緒にハッピーに年を取っていく、こんな幸せなことはありませんね。“若い子が好き“な彼をちょっと心配しつつも明るい主人公が可愛いです。
▲森高千里 『私がオバさんになっても』 (ライブ)
▲私がオバサンになっても(シングル)Amazon Music
#02. ペパーランド
1992.11.18 作詞:森高千里 作曲:河野 伸
“PEPPER LAND”とは彼女の地元の熊本にあったライブハウスの名前だそうですね。曲調はビートルズのサージェントペパーズを意識しているように思います。モノクロのジャケット写真もこれまでとは雰囲気が変わって、素の森高千里を前面に出している感じです。
▲PEPPERLAND
▲アルバム『ペパーランド』Amazon Music
#03. 私の夏
1993.05.10 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫 編曲:斉藤英夫
93年のアルバム『Lucky 7』から2曲。まずは気分ウキウキになる「私の夏」をご紹介します。ANAの沖縄キャンペーンソングに使われたので、当時沖縄に行った人が増えたかも。内容は失恋ソングなんですが、友達と旅をして元気になろうというポジティブな歌ですね。
▲森高千里 『私の夏』 (PV)
▲私の夏(シングル)Amazon Music
#04. 渡良瀬橋
1993.01.25 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫 編曲:斉藤英夫
「雨」にも通じる切ない曲はサビの部分で尚更切なく盛り上がります。この曲を聴いて渡良瀬橋を見に行った人もいるでしょう。栃木県足利市にある渡良瀬橋には歌碑まで建てられるという快挙を達成しました。
▲森高千里 『渡良瀬橋』 (PV)
▲アルバム『Lucky7』Amazon Music
#05. ロックン・オムレツ
1994.01.25 作詞:森高千里 作曲:伊秩弘将
PVのオープニングはマジカル・ミステリー・ツアーそのまんまで、やっぱりビートルズが好きなんですね。コンパクトにまとめた明るいロックンロールは子供向け番組の挿入歌で、子供だけでなくお母さん達もこの曲でノリノリになっていたのではないでしょうか。静かなバラードもいいけれど、モリタカにはこういう曲が似合います。
▲森高千里 / ロックン・オムレツ (PV) (4K)
▲ロックン・オムレツ (シングル)Amazon Music
#06. 気分爽快
1994.01.31 作詞:森高千里 作曲:黒沢健一 編曲:高橋諭一
94年の名盤『STEP BY STEP』から3曲。ビールのCMに使われてモリタカの代表曲のひとつになった「気分爽快」は、「私の夏」と同じく明るいメロディーの失恋ソングです。よりによって仲の良い友達が憧れの彼を射止めてしまうという悲劇。果たしてビールの泡は悲しい気持ちを覆い隠すことができるのか?
▲森高千里 『気分爽快』 (PV)
▲気分爽快(シングル)Amazon Music
#07. 一度遊びに来てよ
1994.07.25 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫 編曲:斉藤英夫
大学を卒業後に東京へ帰ってしまった好きな人を想う切ない曲です。森高千里の曲らしく悲しい気持ちを悲しいメロディーに乗せないのがいいところですが、サビの部分でキュンとなりますね。これぞモリタカの隠れた名曲だと思ってます。
▲森高千里『一度遊びに来てよ』【セルフカヴァー】
▲アルバム『STEP BY STEP』Amazon Music
#08. 風に吹かれて
1990.10.17 作詞:森高千里 作曲:斉藤英夫 編曲:斉藤英夫
彼とケンカしちゃったから遠くへ行きたいという内容なんですが、優しいメロディーでホッとする曲です。誰にでもありそうなことや自分が悩んでいることをモリタカがサラッと歌ってくれたら、抱えていた悩みも大したことないや、と思えてきたら良いですね。
▲森高千里 『風に吹かれて』 (PV)
#09. SWEET CANDY
1997.07.16 作詞:森高千里 作曲:高橋諭一
PVの森高千里の可愛さは特筆ものです。デビューから10年が経過して可愛さと大人っぽさが良い具合にミックスしている感じですね。曲のアレンジもお洒落だし間奏のギターもシティポップ風でカッコいいです。ドラムもご覧の通り彼女が叩いています。
▲森高千里 『SWEET CANDY』 (PV)
▲アルバム『PEACHBERRY』Amazon Music
#10. 東京ラッシュ
1998.05.21 作詞:細野晴臣 作曲:細野晴臣 編曲:細野晴臣
森高千里が細野晴臣と出逢って生まれたアルバム『今年の夏はモア・ベター』のトップを飾る曲です。新旧の才能がコラボしたらこんなお洒落なことになるんですね。“ハリー細野”らしいポップな作品だなと思います。
▲森高千里 / 東京ラッシュ (PV) (4K)
▲アルバム『今年の夏はモア・ベター』Amazon Music
デビュー当時の可愛いアイドルから急速に成長して、ほとんどの曲の作詞を手掛けるようになってその才能を開花させ、ドラムなど楽器の演奏もこなす唯一無二のモリタカワールドを築き上げたアーティスト、森高千里の名曲ベストテン後半の10曲でした。