2019年12月21日土曜日

ユーリズミックスおすすめ人気曲ベスト10

ユーリズミックス 3rdアルバム『タッチ』
この写真こそ初期ユーリズミックスのイメージです。3rdアルバム『Touch』

鮮烈なインパクトを残したアニー・レノックス

80年代にヒット曲を連発したユーリズミックスの、おすすめ人気曲ベスト10を選んでみました。シャープな美貌と圧倒的な歌唱力で鮮烈なインパクトを残した、アニー・レノックスのボーカルが堪能できる10曲をご紹介します。各曲のMVも合わせてお楽しみ下さい。


第10位:When Tomorrow Comes


明るめでリラックスした雰囲気が楽しめる曲です。ソウルフルと評されることの多いアニー・レノックスのボーカルですが、こういう開放的な曲を歌う彼女の姿も魅力的だと思います。エコーを効かせたドラムの音が如何にも80年代。




第9位:Love Is a Stranger


テクノポップ風のアレンジが初期のユーリズミックスらしい曲で、高い音域を使ったコーラスの付け方が見事。ロングヘアのアニー・レノックスは、豪勢な邸宅に暮らす高貴な婦人か、魔性の女か。どちらにせよ美しいです。




第8位:Miracle of Love


抑制の効いた、それでいて感情を揺さぶられるようなメロディーが素敵な曲です。ユーリズミックスの曲はコーラスの付け方が男声女声どちらもセンスがあって素晴らしく、この曲ではあまり目立たないけれどデイヴ・スチュワートのコーラスも効果的です。




第7位:Here Comes The Rain Again


ストリングスも使った印象的なイントロに続いて入るアニー・レノックスのボーカルは、曲全体を通して低めの音域を使っています。これくらいの音域が彼女によく似合うような気がするし、本人も歌っていて気持ちがいいのかもしれません。ブレイクに少しだけ入るギターの使い方にセンスを感じます。




第6位:Thorn In My Side


デイヴ・スチュワートが弾く12弦ギターの音が新鮮で気持ちいいオープニング。凝ったアレンジはユーリズミックスの持ち味のひとつで、イントロに一瞬だけ入る"Yeah!”という女性コーラスがカッコいいです。サックスやシンセサイザーを使ったポップな味付けが楽しめます。




第5位:I Saved the World Today


99年にリリースされた曲なので、MVのアニー・レノックスは落ち着いた大人の雰囲気を漂わせています。憂いや哀しみが彼女の姿に現れているようで、静かなメロディーも感動的です。この曲を歌いこなすには歌唱力だけではなくて、ある程度年齢を重ねた人生の重みも必要なのでしょうね。




第4位:Who's That Girl?


「あの娘はだあれ?」というタイトルがどこか切ない曲。マイナーなメロディーの曲を歌わせると、アニー・レノックスのボーカルは天下一品です。ライブで思い切り歌う姿もカッコいいけれど、こういう曲でこそ彼女の個性や持ち味が生きるのではないでしょうか。



第3位:Sweet Dreams (Are Made Of This)


ユーリズミックスのイメージを決定づけた、インパクトの強い曲です。急かされるようなリズムとテクノ風のアレンジで何とも言えない暗めな雰囲気の世界が広がり、サビの部分は不安を煽るような抑え気味の盛り上げ方。これぞユーリズミックスの独壇場です。



第2位:Would I Lie to You?


最高にカッコいいロックナンバー。切れ味抜群のホーンセクションとゴージャスな女性コーラス、珍しく前面に出たデイヴ・スチュワートのギター。この曲の特徴でもあるホーンとコーラス、それに何よりもアニー・レノックスのボーカルを活かすギターです。

あまりシャープで尖った音にし過ぎずに角の取れた音にして、それでも印象に残るカッコいいギターにしたところが彼のセンスだと思います。思い切り弾けたアニー・レノックスのボーカルが爽快。



第1位:There Must Be An Angel (Playing With My Heart)


アニー・レノックスのスキャットで始まるイントロはまさに天に昇るようで、一気にユーリズミックスの世界に惹き込まれてしまいます。彼女はそのビジュアルから硬質な声を出しそうなイメージもありますが、実は柔らかい輪郭を持った素敵な声の持ち主です。

この曲は「スイート・ドリームス」の中性的で退廃的な世界から一転して、彼女のボーカルが優しく幸せな雰囲気に包んでくれます。ストリングスとオペラ風のバックコーラス、後半に入るスティービー・ワンダーの温かいハーモニカなど、巧みなアレンジが多幸感を演出します。

ユーリズミックスの代表曲で、80年代の洋楽ポップスを代表する名曲のひとつだと思うので、栄えある第1位に選びました。



81年にアメリカで放送が始まったMTVは、70年代には珍しかったミュージシャンのビデオクリップを24時間放送して大人気となりました。

同じ年にデビューしたユーリズミックスは、アニー・レノックスのビジュアルを生かした質の高いMVを制作してプロモーションを行い、楽曲のヒットにつなげます。

ベリーショートのヘアースタイルが世界一似合うアニー・レノックスが、それぞれの曲のイメージに合わせて色々な姿を見せてくれるのも楽しみです。

ユーリズミックス絶頂期のアルバム。『Be Yourself Tonight』
「Would I Lie to You?」と「There Must Be An Angel」の2大ヒット曲を収録した、ユーリズミックス絶頂期のアルバム。85年リリースの名盤『Be Yourself Tonight』



0 件のコメント:

コメントを投稿